近年ACLでブニョドコルやパフタコールなどのクラブ名を聞く機会も増えたウズベク・リーグ(ウズベキスタンサッカーリーグ)では現在、日本人選手がレギュラーとしてプレーしている。
柴村直弥。179cm78kg。広島出身、82年9月11日生まれのDFだ。
高校時代には地元の強豪・広島皆実に所属し、総体優勝に貢献。中央大に進学後は中村憲剛の後輩としてともにプレーした経験もある。
大学卒業後はJリーグ入りはならず、アルビレックス新潟シンガポールに加入。SBとして初年度から活躍し、07年に当時J2のアビスパ福岡入りでJデビュー。その後08年にJ2徳島ヴォルティス、09,10年はJFLのガイナーレ鳥取、その後東海リーグの藤枝MYFCと転々とした。
11年、ラトビアリーグの強豪ヴェンツピルスに加入し、初の欧州挑戦。16試合に出場しリーグ優勝に貢献た。チームメイトの佐藤穣とともにカップ戦優勝にも貢献し、2冠を達成している。ラトビアでの日本人選手優勝はもちろん初。UEFAヨーロッパリーグ(EL)にも出場し、2回戦、3回戦にも出場するなど“欧州”の舞台を経験した(3回戦でレッドスター・ベオグラードと対戦して敗戦)。
12年にはウズベキスタンで最多優勝を誇る強豪パフタコールに移籍し、同国リーグ初の日本人選手に。
しかし故障もあって1試合のみの出場に終わると、夏に現所属クラブでもあるFKブハラに移籍した。ブハラ移籍後は古巣パフタコール戦以外の全12試合に出場するなどレギュラーとして活躍し、低迷していたチームの立て直しに貢献した。
そして今季。リーグは現在11試合を終えているが、柴村はその全ての試合でスタメン出場を果た巣などチームの中核に。なお、チームは現在7位につけている。
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