シュツットガルトとマインツ05は25日、シュツットガルトに所属する日本代表FW岡崎慎司がマインツに完全移籍すると発表した。契約期間は2016年6月末までの3年間。
コンフェデレーションズ杯後に帰国している岡崎はしばらくオフに入るが、7月中旬から行われるスイス合宿から合流。その後、加入記者会見も行われるという。
マインツを09年から率いているトーマス・トゥヘル監督は移籍に関して以下のようにコメントしている。
「岡崎が移籍を決断してくれたことをうれしく思う。彼はうちのサッカーのスタイルにとって非常に大切な能力を兼ね備えた選手。チームプレーに尽くし、攻撃では様々な位置でプレーできる」
また、シュツットガルトのスポーツディレクターであるフレディ・ボビッチ氏はこう話した。
「岡崎はシュトゥットガルトでの2年半を経て、新たな挑戦を探していた。あと1年半残っていた契約を延長しなかったため、我々も今回の移籍を受け入れた。チームにとても貢献してくれた岡崎に対して、今後も新しいクラブでの成功を願っている」
岡崎を獲得したマインツは2012-13シーズンは2年連続の13位(シュツットは12位。ちなみにリーグ最終戦はシュツット対マインツで2-2ドローに終わっている)で、シーズン最後の9試合で勝ちナシという有様だった。
2012-13シーズン終盤は勝ち星がなく、リーグ戦最後の勝利は実に3月。4月、5月は一度も勝てずにシーズンを終えたマインツは、当然、大胆なシステム変更の可能性がある。選手の陣容も大きく変わるのだ。