一般社団法人の中央調査社は20日、「人気スポーツ調査」の結果を発表した。本調査は同社が毎年実施しており、無作為に選んだ全国20歳以上の男女が対象。今回は21回目となる。
サッカーのみに関する調査結果としては、「好きなJ1クラブ調査」を実施。その結果、浦和レッズが5年ぶりに1位を獲得した。以下、2位に鹿島アントラーズ、3位はサンフレッチェ広島だった。昨年1位は名古屋グランパスだったが今年は6位に後退。また、昨年4位のガンバ大阪はJ2降格のため今回は除外されている。
地域別では各ホームタウンに近いクラブが人気を得ているが、多くの地域の2位に浦和が入っている。一方で東海地域のみ浦和はトップ3に入らなかった。また、九州地域では鹿島が1位となっている。
一方で、「どれもない」という回答が62.4%も占めるという結果も発表された。悪く考えれば「興味がない」という層が多いともとれるが、逆に考えれば「サッカーというスポーツ」を楽しむものの特定クラブは応援しない、というライト層が増えているということかもしれない。
また、サッカーに特定せずに「最も好きなスポーツ選手調査」も行われており、1位は米大リーグのヤンキースに所属するイチロー外野手が9年連続の1位。2位にはCSKAモスクワ所属の日本代表MF本田圭佑が躍進した(前回13位)。
そのほかトップ10入りしたサッカー選手は、5位にマンチェスター・ユナイテッドMF香川真司(昨年は4位)、10位に横浜FCの元日本代表FW三浦知良(昨年20位)だった。
「好きなJ1クラブ」順位表と、そのほか関連調査結果は以下の通り。